自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

田舎暮らし 大変なこと その2

 高槻の住宅街で36年間暮らしてきました。

 

 自給自足、循環型の暮らしを目指し、

京都の八木町神吉という地へ移住してきました。

 

 大変なこと、その1では、

どこへいくにも、車が必要だということを書きました。

 

 今回は、消防団です。

 

 高槻で暮らしていたときには、まったく想像できませんでした。

 

 消防団というものが何なのかということすら。

移住して一年がたち、誘われるままに入団しました。

 

 一言でいうと地域の自主防災組織ということだと

思いますが、その組織内での、ルールが結構厳格だと感じました。

組織自体も、団長を筆頭に、役職による地位が明確に

決められているようです。

 

 基本的には、無償での参加なので、

強制力はないとはいえ、その組織に入ったからには

一人だけ、異なる行動をとりづらいなというのが実感です。

 

 とはいえ、地域の先輩方は、

うちの事情(生後2か月の子も含め、

4人の子どもがいて、僕が主夫もしていること)

も汲んでくださり、気遣って、

優しくしてくださっているので、

とても助かっています。

地域の人は、優しい方ばかりです。

 

 消防団の活動ですが、

招集がかかり、出動しなければならない機会が

結構多いようです。

 

 今回の豪雨のような、自然災害の危険性が

高まった時などは、出動要請があるようで、

出動可能な人は、所属している消防団の一員として、

地域のために動くことになります。

今回は、大雨の3日間、出動要請がありました。

 

僕は、全てには参加できていませんが、

大雨の中、大水が出て、民家に水が流れ込んでしまいそうな

ところには、土嚢を積んだり、

斜面が崩れてしまったところには、

被害が広がらないようにブルーシートをかぶせたり。

土嚢が足りなくなって、土嚢を作ったり。

 

 そして、夜になっても定期的に

巡回をしたり、交代しながらですが、詰め所にて

夜を明かすことになるようです。

僕は家のことがあるので、帰らせてもらえました。

 

 高槻にいたころは、そういうことを

住民がするという経験がなかったので、

驚きました。

 

先輩方は、消防団初めての僕に対して、

「雨の中大変でしょ・・・」とか

言いながらも、義務感をもって

みなさん動いておられます。

ご自身の仕事があるにも関わらず、献身的に迅速に対応して

動きまくっていて、本当に頭が下がります。

 

自分の住んでいる地域を守っていくため

なので、これに関しては、僕自身も

できることはやっていきたいと思っています。

 

 このほかに、操法大会にむけた訓練というのが

2年に一回あるようです。

 

 これには、正直、衝撃を受けました。

 

 火事が起きた際に、ポンプ車などから

ホースをのばし、消火するという一連の動きを

いかに正確に迅速に行うかということを、

消防団ごとに競い合うという大会のようですが、

軍隊式の号令、動作、規律にとまどいました。

 

 また、大会前の2,3か月前になったら、

毎週2,3回、夜8時から集合して、

練習しなければならないということ。

 

 まだ、僕はこの操法には、

ほとんど参加していなくて、

遠くからみているだけなので

よくわかりませんが、現時点では、

正直なところ、この操法訓練には、

疑問符がつきまくっています。

困りました。

 

 田舎に移住して、地域に溶け込んでいくためにも、

消防団に入るというのは、自然な流れだと思うのですが・・・

 

 様々な事情があるようで、難しい問題です。

 

 もちろん、消防団にはいったことでいいこともあります。

 

 地元の若手の男性と出会える場ですし、

旅行にいったり、飲み会があったり、

コミュニケーションの場、という意味でも、

貴重であることには違いないと思います。

 

雨が落ち着いてきました

降り続いていた雨が、

久しぶりに止んでいます。

 

今日も、

消防団の出動が

ありました。

 

消防団のみなさん、

地域の防災のためということで、

献身的に動いておられています。

 

夜通し、詰所に集まって、

見回りをしたりしています。

頭が下がります。

 

僕はまだまだです。

 

 

雨がやみません

降り続いている雨。

時折、滝のような雨に変わっています。

 

ものすごい勢いで、

山から水があふれてきて、

家の前の水路からあふれ出し、

畑は一部、冠水しています。

 

今年度から、

消防団に入ったので、

昼からは、消防団として

地域のいたるところであふれ出している

水をなんとか家屋の方にいかない

ようにと、土嚢を積む作業をしました。

 

そして、

現在も、公民館には

消防団に入っている

地域の方が、詰めておられます。

うちは、赤ちゃんもいるので、

夜は帰らせてもらっています。

 

明日、本当は高槻にレッスンに

行く日だったけど、

この雨では危なくて、無理そうです。

 

そして、この雨の調子では、

危険個所が増えている可能性が

あるので、備えておかないと

いけません。

 

雨は、めぐみの雨ではありますが、

降り続く大雨には、身の危険すら感じます。

 

そして、畑の作物は

どうしようもありません。

 

しずかにこの雨雲が過ぎ去るのを

待つしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビのない暮らし

移住したときに、思い切って、

テレビを

置くことをやめました。

 

テレビがなくて良いことが

たくさん、あると

感じています。

 

まずは、

NHKの受信料を

堂々と払わなくて

よくなります。

 

さらに、

山間部ですし、

テレビを見るとなると

ケーブルテレビに

毎月受信料を払う必要が

出てきますが、

それも必要ありません。

南丹市では一月あたり1540円

かかります。

 

また、テレビを置く場所が

いらなくなるので、

部屋が少し広くなります。

 

テレビをつけないので、

電気代がその分かかりません。

 

その他にも、

ありそうだなあ。

 

子どもたちは、

実際どう感じているのかなと

気にはなります。

 

流行りのアニメや、

スポーツは

知らないと思うけど、

それはそれで特に

問題ないようにも

思います。

 

親の価値観を

押し付けてはいないか?

言われると

否定出来ないところ

ありますが、

僕自身は、

テレビの必要性を

ほとんど感じていないのです。

 

プロジェクターと

スクリーンは

あるので、

映画などは

たまに見ています。

 

f:id:kohamatatsuro:20180704215244j:image

 

菊芋

 f:id:kohamatatsuro:20180703212749j:image

 菊芋を結構たくさん

植えています。

 

昨年は、

一株だけ、

高槻からもってきた

菊芋。

 

ほったらかしでも、

ものすごくたくさん

収穫できました。

 

さらに、

冬の寒さにも

負けることなく。

 

強いです。

菊芋。

 

土を洗い落とすのが

少し手間だけど、

食べると

身体によいと言われています。

 

f:id:kohamatatsuro:20180703213114j:image

 

こちらは、

大豆をまいていっています。

トウモロコシ、

サツマイモ、インゲンに

カボチャ、キュウリ、

トマトなども育っています。

 

2アールくらいの広さでも、

畑の土になっていないところも

あって、畝だてするだけでも

一苦労です。

 

スコップと、鍬にも

少しは慣れました。

 

ほったらかしでは、

なかなかフカフカの土には、

なりにくそうで、

米ぬかや、敷地の周りで

草刈りした草を

積んでいこうと思います。

 

f:id:kohamatatsuro:20180703213631j:image

 

南東を向いていて、

陽当たりのよいところですが、

やはりそれなりに屋根が

突き出ていないと、

雨にぬれてしまいます。

 

この薪棚ができたら、

次は鶏小屋を

作りたいと思います。

 

廃材での製作だし、

大雑把に使っているので、

チェーンソーで

切っては、

インパクトドライバーで、

ビス留め。

それから、筋交いを

つけて、垂直も

だいたい確認して。

 

一冬分の薪を保管しておくには、

想像以上に広い場所が

必要だと思われます。

 

山に行って、

木を伐り出したりも

することになりそうです。

 

山の恵みをいただくには、

自らの身体を駆使するのです。 

灼熱の中でも

今日の、お昼は

標高350メートルの

神吉でも暑かったです。

太陽さんの力はすごいです。

 

朝晩は、窓閉めないと

少し寒いくらいですが。

 

味噌造りの大豆を自給すべく、

大豆のタネを蒔いています。

 

とはいえ、

土の状態は、

そんなに良くないので。

あまり期待はできません。

 

自然農の本を読んでいると、

耕さず、持ち込まず、

持ち出さずという、

言葉が

出てきますが、

それを鵜呑みにして

やってみて、うまくいくとは

限らない。

 

よっぽどいい、

状態の畑だったら、

さらに、自然の力を

味方につけたならば、

それぞれの植物の特性なども

理解して、その気持ちを

推し量ることが出来たならば、

それもまた、可能だと思います。

6年くらい畑をやってきた、

僕の実感です。

 

畑だけではなく、

薪棚も、作らないといけません。

 今までに三つ作りましたが、

四つ目を作ります。

 

薪を安心して

乾かしておける

場所作りは、

薪での暮らしには

欠かせないと思われます。

 

f:id:kohamatatsuro:20180702215915j:image

 

今日みたいに晴れた日の朝は

玄関を出たら

こんな風景が見られます。

 

肌がチョコレート色に

なってきました。

 

 

 

 

今は悠々自適な暮らし

 4人目の子が生まれて

2か月半が過ぎ、母子ともに

落ち着いてきているので、ある程度

自由に過ごせる時間も増えてきました。

 

 僕自身、やりたいことが出来ています。

 

 やりたいことが、

自給自足の暮らしなので、

課題は山積みで、忙しい毎日ではあります。

 

 とはいえ、

お金を稼ぐという意味での仕事は、

あまりできていない、していないのが現状です。

 

 妻が会社員ということに、

やはり甘えてしまっている部分があるのだと

思います。

ただ、妻の会社は家からは遠く、

早くても1時間40分近くはかかってしまいます。

 

 今回の妊娠時にも、ものすごく

負担をかけてしまったし、

この先ずっと、その通勤の負担を強いる

わけにはいかないと思っています。

 

 そこで、僕自身が

どう自分の道を成していくかということに

なってきます。