自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

改造した時計型薪ストーブを使ってみて

今年は、去年からさらに

改良を加えた時計型薪ストーブを使っています。

 

まずは、

ロケットストーブとのジョイント部分の

煙突径を106から120に変更。

さらに、時計型薪ストーブの部分から、

150ミリのスパイラルダクトで

間に粘土をつめた断熱二重構造に

したこと。

 

時計型薪ストーブの内側

(部屋の内側にむいていない側)に

粘土を張りつけて、ストーブ自体の

蓄熱効果があがるようにしたこと。

 

さらには、

排熱の煙突の口径は

106から150へ。

さらに壁だしの部分からは、

200ミリのスパイラルダクトと、

セラカバーという断熱材をつかって、

自作の二重煙突にしたこと。

横引きが長くなる分、

縦の部分の長さを伸ばしたこと。

 

などが、

改良点です。

 

2週間ほど使ってみた使用感ですが、

ずばり、

昨年とは比べ物にならないくらい

炎の引きがつよくなりました。

 

前面の扉をあけていても、

まったく煙は部屋にもれないし、

煙突のダンパーを全開にしているときは、

時計型の組み蓋部分をあけていても、

煙がもれてきません。

 

そして、

熾火になった状態から、

薪を投入しても、火が付きやすいです。

これに関しては、

去年は、

いったん熾火になってしまったら、

再度火が起こるまで、

少し難しいときもあって、

くすぶる状態が長く続きましたが、

今年は、そのあたりも改善されています。

 

あとは、

煙突掃除の回数が問題ですが、

これは、もう少しつかってみないと

わかりませんね。

 

今のところは、

大丈夫そうです。

 

去年は、2週間に一回くらいのペースで

掃除をしなければ、いけなかったのですが、

今年は、どのくらいいけるのかな。

 

できれば、一冬掃除無しで

越してほしいところだけど、

まだまだ、燃やし方がへたくそな時も

あるし、どうなるかはわかりませんね。

 

 

 

高槻生協祭りにて演奏

毎年、この時期に行われている

高槻生協祭りに、出店&出演してきました。

 

たくさんの方が、

聞いてくださって、

ありがたかったです☆

 

ますます精進していきたいです。

 

そして、出店では、

うちの畑でとれた、

お野菜(菊芋、里芋、しょうが、かぼちゃ)を

販売しましたが、ほぼ完売!

気の合う仲間たちと一緒に

あれこれと楽しい時間でした。

 

また、

明日からは、

家の周りの片づけと、

畑仕事もやることがたくさん!

 

麦をまきたいし、

エンドウ豆、イチゴ、玉ねぎの定植。

霜が降りるまでに草刈りもしておきたいところです。

 

水曜日には、

地域の敬老会での演奏もあるので、

そちらも練習もしっかりやりつつ、

野良仕事も張り切ってまいりたいと思います。

薪ストーブ本格的に始動です

今日は、

晴れ間も少なく、

家の中が寒かったので、

薪ストーブをほぼ一日中

つけていました。

 

そういうときは、

朝ごはんから、

夜ご飯まで、

全て薪ストーブの上で

調理できます。

 

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こんな感じで、

キーマカレーを作り、

味噌汁を作り、

お鍋でご飯を炊きます。

 

今年、改良した

時計型薪ストーブ、

去年より

随分といい感じです。

 

炎の安定感が違います。

 

煙突のダンパーを

開けていると、引きが強くて

燃えすぎてしまうようです。

 

ダンパーをしめて、

空気を絞ると

ゆっくりと燃え、

薪も長持ちしてくれます。

 

いまは、

おでんを仕込んでいます。

 

部屋が温かいので、

パン酵母の発酵も出来るし、

熱をしっかり活用したいと

思います。

 

循環型の暮らし 実践する ということ

便利な街、高槻を離れて、

京都中部の山村に移り住んで1年半がたっています。

 

初めて出会う人に、

なんで街中を離れて、田舎へ来たの?

と聞かれることがあります。

 

循環型の暮らし、

自給自足の暮らしを実践できる場所を

探していて、偶然、今の住まいに出会い、

移り住むことを決めましたと、

そんな風な内容を答えることが多いです。

 

さて、

循環型の暮らしとは、

色々ありますが、

最近は、薪のことばかりを

取り組んでいるような感じです。

 

薪ストーブの改造、設置などから、

薪の調達、薪割など。

 

今日だって、半日は、

薪の調達のために、でかけていました。

 

今の場所に越してきて、

昨年の冬は、灯油や電気での暖房は

まったく使いませんでした。

 

薪による暖房のみでした。

 

今年は、薪ストーブがよくなったので、

さらに快適に薪のみでの暖房で

いけそうです。

 

薪を使うということは、

身近にある、木質資源を

活用するということです。

 

遠く離れた外国から運ばれてきた、

化石燃料を使うことなく、

地産地消です。

さらには、カーボンニュートラルという

概念が歌われていて、

薪を燃やすことによる、二酸化炭素の排出量は

化石燃料を燃やしたときのそれと違って、

増えないといわれています。

 

木は、二酸化炭素を吸収するわけで、

そもそも、二酸化炭素を減らしていたことになり、

それを燃やすと、二酸化炭素は増えるわけですが、

減らしていた分と相殺されて、

ニュートラル、二酸化炭素の量は変わらないという

ことだそうです。

また、伐ったら、そこには

また新たな木が芽吹いたりもするので、

半永久的、持続可能な資源だと

言えると思われます。

 

僕は、

持続可能な世の中に、

なっていったらいいなと

思っていて、

そこには、

化石燃料に頼りすぎないという

ことが一つのポイントだと

思っています。

 

化石燃料に頼らない暮らしって、

一体どんなものだろう。

僕に何ができるんだろうと

考えたところ、

まずは、

自分が思い描く、持続可能な暮らしというものを

実践してみようと思いました。

 

口でどれだけ、

薪を使ったらいいんだよ。

とか、

原発なんていらないよ。

とか、

言ってみたところで、

理屈のぶつかりあいになってしまって、

仮に、理論的に相手を

ねじふせてしまったとしても、

だからとって、

変わらないような気がしたのです。

 

原発、賛成派の人と、

意見交換することはとても

大事なことですが、

最初に結論ありきで、

議論をしても、それは、

後味の悪いものになった、

そんな経験もありました。

 

ということで、

暮らしにおけるエネルギーの中で、

木質燃料を割合を現時点で

できるだけ高くして暮らしている

つもりです。

 

風呂も、薪で沸かすし、

薪ストーブが本格稼働する季節には、

ほとんどの食事も、薪で調理します。

 

薪を燃料にするということは、

地球の環境、地域の環境にとっては、

よいものだと思っています。

 

ここからは、

実践してみて初めてわかったことですが、

薪を燃料にするということは、

とても手間がかかります。

 

薪をくべて、燃やすということ自体は、

スイッチ一つではないにしろ、

そこまで時間のかかることでもないのですが、

薪の確保から、実際に使える状態で保存し、

それを運ぶこと、など、

電気やガスと違って、

配線や配管で燃料(電気)が

どこかとつながっているわけではないので、

その燃料を自力で運んでくる必要があります。

 

当然、置き場所がいります。

 

そして、薪ストーブを

丸一日つけていたら、

20キロ近く消費すると

思われます。

これは、薪ストーブや煙突の性能、

どんな燃やし方をするか、

部屋の広さや、部屋の断熱効果の度合い、

などによって全然違うので、

一概には言えませんが、

あっという間に、薪はなくなっていきます。

 

使用する薪は、

ストーブの大きさに合わせて、

切る必要があり、割る必要があり、

乾燥させる必要があります。

 

風の通る場所で、

屋根のある場所が

必要です。

 

一冬の燃料を

家のそばに置いておこうと思うと

そのスペースの確保と、

大きな薪小屋が必要です。

 

できれば、ストーブとの

動線もスムーズであって欲しい。

 

また、

切ったり割ったりするには、

これまた手間暇かかります。

チェーンソーを使うことに

なるので、その際には、

化石燃料使っています。

 

充電式の電気チェーンソーも

あって、その電気を

ソーラーなどで発電すれば、

化石燃料は使わなくてすみますが。

 

薪割は、

エンジンで動くのもありますが、

僕は、

オノ(ヨキ)を使って、

人力で割っています。

時間かかります。

 

チェーンソーも

薪割も危険をともないます。

 

体力、筋力はつきます。

 

もっとも、

仮に金銭的にゆとりがある場合は、

乾燥した薪を宅配してくれるサービス

なんかもあるので、

それを活用すれば、薪の確保に関しては、

ずいぶんと楽になると思います。

 

いずれにしろ、

薪を使うということに変わりはありません。

 

僕の場合は、

循環型の暮らしというだけでなく、

自給自足の暮らしということが

あるので、

手間暇がかかっても、

まずは、

自分の手でやってみています。

 

自分の体を動かして、

やってみることで初めて、

その苦労を知ることができると

思っています。

 

その体験があってからの、

サービスであったり、

機械化、オートメーション化で

あると思っています。

 

自給自足の暮らし、

一つ一つのことを

時給に換算して、

別の仕事と比較したら、

別の稼げる仕事をして、

自給自足のことは、

誰か別の人にやってもらったほうが

金銭的にはお得になることが

あるかもしれません。

 

でも、

誰かにやってもらうでは、

得られない喜びが、

自給自足の暮らしには、

あると思います。

 

同じようなことを

しようとしている仲間が

いたりなんかすると、

さらに楽しいです。

 

まさに、

プライスレスな値打ちが、

毎日の暮らしの中に

転がっているということだと

思います。

 

これは、

どんな暮らしをしていても、

まったく同じではありますが、

どんなことに喜びを感じ、

安心感を感じるのか。

 

そのことが、

僕の場合は、

サバイバル、

どんなことがあっても、

生きぬいていく力、臨機応変に対処する力を

身に着けるということなのかも

しれません。

 

 

 

 

ハロウィン

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うちでとれたカボチャが、

ハロウィンのカボチャに

なってました。

 

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今日も、

薪集めでした。

 

結構溜まってきたので、

早いこと、薪の小屋を作ろうと

思います。

 

あと、今年の冬は

椎茸栽培、本格的に

始めてみようと思います。

 

ホダ木が、

かなり手に入ったしね。

 

 

 

 

 

 

薪を集めに

クヌギの木の

伐採と、後処理を

しにいきました。

 

同じ神吉に

移住してきて、

住んでいる年齢バラバラの

友人たちと三人で。

 

休憩時間に

話すのもたのしくて

いい、時間でした。

 

そして、

僕の持っている

チェーンソーが、あまりにも

切れなくて閉口しました。

 

刃の目立てが下手くそなのと、

土砂をかんだ木を切ったのも

要因。

さらには、目立てをするための

ヤスリが消耗してダメに

なっているらしかった。

 

林業の経験者がいて、

チェーンソーのことなど、

色々と教えてもらえるのが、

ありがたいです。

 

そして、

またまたたくさんの

クヌギの木を

もらってきました。

 

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椎茸栽培、

出来るだけたくさん

やってみようと

思います。

 

あとは、

来年使うための薪を

今のうちから、準備しておこうと

思います。

 

そして、

ついに狩猟登録をしてきました。

 

今年の冬は、

わなでの猟を

始めます。

 

そろそろ

準備も整えていかないと!

 

素晴らしい この瞬間に生きているということ

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秋晴れの素晴らしい朝。

 

本当に気持ちよくて、

生きているこの瞬間が

素晴らしいと思いました。

 

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朝日を浴びて、

光り輝く畑。