自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

友達減るんだろうなぁ

最近、

選挙の話ばかりです。

 

こういう話、好きじゃない人

多いんだろうな。

 

そんなこともいいけど、

自分の仕事しろって、

そんな心の声が聞こえてきそうだ。

 

ああ恐ろしい。

 

自分の大切な人の、

そういう声は、僕の心を

キューっと締め付けるのです。

 

言われたからといって、

僕の態度が変わるわけではないんだけど、

身体がキューっと締め付けられるんです。

 

今回、

山本太郎さんと

一緒に立候補された方たちの演説を聞いて

心を大きく動かされ、

れいわ新選組を全力で応援すると

決めました。

 

応援するといっても、

僕自身が一票を投じるだけでは、

何も変わらないような不安感があって、

フェイスブックやブログでの

意思表明、ポスターを家に張る、

選挙の応援はがきを書く、

友人にメッセージを送る、

知人にチラシを配ったり、ポスティングをする。

 

など、今までやったことのないことも、

やってみました。

 

メッセージは、

8割スルーされます。

 

やっぱり、政治の話って、

返事しにくいよね。

ごめんね。

 

同じ意見の人は、

返事しやすいけど、意見が違っていたら

違うとは言いにくいんかな。

 

でも、僕は、あなたの貴重な

一票を、れいわ新選組にいれてとは

言っていないつもりなんよ。

それは言いたくないんです。

そんなごり押しは僕自身

されたくないから。

 

ただ、

演説を聞いてほしいなと。

 

上っ面だけの言葉なのか、

単なるマイクパフォーマンスなのか、

聞いたらわかると僕は思っています。

 

社会的弱者に寄り添い、

その人たちのために命を懸けている

姿に、僕は胸をうたれました。

 

僕は現時点では、

社会的弱者ではないかもしれない。

でも、いつ何時、

僕の身近な人がそういう状況に

なるかはわからない。

 

本当にわからない。

 

しかし、

もしそうなったときのことを

想定して、彼らを応援しているわけではない。

 

僕は僕で、

何としても生きぬいていく

気合いは持っているつもり。

 

そういうことじゃないんだよね。

僕に響いてきたことは。

 

確かに、今の狂った政治、社会を

何とかしたいってのはある。

大いにある。

 

彼らなら、何とかしてくれそうな、

そんな予感が期待感があるのは大きい。

 

でも、

一番大きいのは、

 

生きているということ。

それだけで素晴らしいやん。

最高やん。

って、本気で言ってくれていること。

 

子どもたちを守ろうって、

子どもたちの未来を守ろうって、

本気で言ってくれているやん。

 

これは、

僕が音楽を通じて、

表現したいこと、

そのものやんって思いました。

 

僕は、

一人の人間の

心の持ちよう、考え方が

シフトしていけば、

同じ状況だとしても、

それを不幸だと思うか、

幸せだと思うかは変わってくる。

 

メッセージが伝われば、

元気が出る、心はより豊かになっていけると

思っていました。

 

それは、今も変わらないんだけど、

実際のところ、

僕の心を考えてみても、

そんなに単純ではないんよ。

 

いい言葉、メッセージに触れると、

その時は、ああ!僕ももっと

良く生きられる!優しくなれる!って

思うんやけど、

ふとした瞬間、

例えば時間に追われたり、

大きな失敗をしたり、

思い通りにいかなかったりしたときには、

今まで生きてきた思考の蓄積なのか、

不安、焦り、怒り、押しつけ、など

幸せな心の状況でないような部分が

あらわになります。

それは、今でも変わりません。

 

これらは、

もしかすると、

僕が子ども時代から

当たり前のように過ごしてきた

家庭環境や、教育の環境が

影響しているのかもしれないと

まだぼんやりとですが

思ってきました。

 

それは、現代の社会のシステムで

生きてきて、知らず知らずのうちに

植え付けられてしまってきたもの

なのかもしれません。

 

もっとも、

単に僕の心が満ち足りていないだけ、

単に僕が未熟なだけなのかもしれませんが。

 

とにかく、

子どもは、純粋だと感じています。

 

親の影響、学校の影響を

ものすごく受けます。

 

正直、

僕の悪い部分が

子どもに影響しているのは

僕自身が感じます。

 

ごめんな。

どうすることもできない、

僕自身の負の感情で、

子どもたちの心を傷つけてしまった。

 

そんな思いをずっと

抱いてきました。

 

今回の、れいわ新選組の演説、

特に

山本太郎さんの演説、

安富あゆみさんの演説、

大西つねきさんの講演は。

そういう僕自身の

悩みに

光を照らしだしてくれるかのようでした。

 

学歴差別のこと。

お金のこと。

 

僕なりに反発して、

自由に生きてきたつもりだけど、

引っかかっている部分は

もちろんあって。

 

「お前、そんな音楽なんてやって、

しかも田舎で自給自足って、

そんなんで将来どうするねん。」

「子どもたちのことはどうするねん。

養育費は?家族に負担かけてるんちゃう?」

 

耳を塞ぎたくなるような言葉。

 

そんなこと、わかってるってば!

 

いま、生きていけてるからいいやん!

 

僕は自由にやりたいことやっているんだから

いいやんか。子どもたちも元気だよ。って。

 

そうは反論するものの、

胸を締め付けられる感覚はやはり

なくならない。

 

価値観の違い。

 

一言でいえば、そういうことなんだろう。

 

今までの価値観を押し付けられると

厳しいのです。

全く否定しているわけじゃないし、

僕はそこまでぶっ飛んでいるわけでは

ないと思っているので、

半分以上は、今までの価値観の中で

生きています。

 

でも、

やはりどこかで

生きづらさは感じているのだと思います。

 

今回の選挙では、

その価値観が

じゃあどうやったら

社会全体として変わっていくのか、

ということを、

まず、理念としてはっきりと示してくれ、

そのための政策を本気で

実践していってくれるような

そんな感じがするのです。

 

だから、

全力で応援したいと思ったのだと

思います。

 

右翼とか左翼とか、

そういうことじゃない。

 

日本人はよくて、外国人はよくないとか、

そんな次元の話ではない。

 

この現代の世界に生きる人として、

本当に平和に、心も平和に

生きていくには、

社会が変わらないといけないと思うし、

政治が変わっていかないといけないと思う。

 

次の日曜日は、

投票日。

 

新しい時代へ。

僕自身の心も新しい時代へと

変わっていけるように。