自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

理屈の通らないことに対してどうしたらいいのか

 前からのことですが、

政治の世界を見ていると、

嘘がまかり通っていたり、

ルールを無視したようなことが平然と

行われていたりと、

理屈で考えるとおかしいことだらけだと感じています。

 

 沖縄の基地問題しかり、

TPP11に関連する法案整備しかり。

原発の問題も。

 

 目先の利益ではなく、

未来を生きていく子どもたちの命のことを

考えたときに、

現在の政治の流れは、僕の理想からすると

逆行している。

 

 話は変わるが、先日、

子どもが妻と将棋をしていて、

負けてしまい、悔しくて泣いて、

それをほかの人のせいにしたり、

挨拶もしないということがあり、

つい、怒ってしまいました。

 

 こちらの理屈で

言い含めようとしても、

子どもの怒りはおさまりませんし、

反省する方向にも向かいません。

 

 何回も同じようなことを言っても

感情が鎮まることはありませんでした。

 

 夜だったので、妻に慰めてもらいながら、

子どもは寝ました。

 

 子どもには、子どもなりの

気持ちのポイントがあって、

それは、ルールとか、こちらの想いとかとは、

別の次元なのかもしれません。

 

 こちらと異なる感覚を持っている人を

こちら側の理屈でねじ伏せるということは、

違っているのかもしれないと思いました。

 

 どうすればよかったのかというと、

それは、抱きしめてあげたら

よかったということです。

 

 こちらに怒りの刃をむけている相手に、

こちらも理屈の刃でもって、対抗するのは

お互いにとって、よくないのかもしれません。

 

 昨今の政治や経済の話でも、

様々な意見が飛び交い、お互いが

お互いを否定しあい、どちらも、

自分が正しいとゆずらない。

 

 これでは、結局

力の強い人が弱い人をねじ伏せるという

結果しか生まれない。

 

力の強い方が、弱い方に

愛をもって接するのが理想的だと

思うけど、そうもいかない現実。

 

 相手を包み込んでいける包容力、

それは愛ということなのかもしれませんが、

それこそが、未来をよりよいものに

していくためのカギなのだと思います。