自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

初めての狩猟が終わりました。

初めての狩猟、

3月15日で猟期が終わりました。

 

結果的には、

メス鹿3頭 オス鹿1頭 オスイノシシ1頭 

オス狸1頭 を

仕留めました。

 

鹿は、わなにかかっていて、

発見した時点ですでに死んでいたことも

ありました。 

 

初めて解体も経験し、

まだ数は少ないですが、

おおよその手順がわりったと同時に、

その大変さも知りました。

 

直接、自らの手で命を奪うということも

経験しました。

 

当たり前ですが、

気持ちのよいものではなく、

非常に心苦しいです。

 

最近は、肉を食べるといえば

鹿肉か猪肉です。

塩こうじや醤油麹につけこんでから

焼くと、絶品です。

 

僕一人が数頭獲ったところで、

集落の獣害がへるということは、

なさそうです。

 

任された田んぼにも、

毎日のようにシカやイノシシの足跡が

ついています。

 

来期は、

今期よりは多く獲れたらとは思います。

 

わな猟をやって、

わかったことですが、

 

1.仕掛ける罠が、正常にスムーズに

作動するかどうかを、一つずつチェックすること。

 

2.罠を仕掛ける場所は、

出来れば木々の感覚が狭すぎないところで、

なおかつ斜面のきつくないところ。

鹿がかかっても、すぐに死なないように。

 

3.罠を仕掛けた後は、

徹底的にワイヤーなどの部品を

隠すこと。これを

いい加減にすると、うまくいかない。

 

4.罠を見回る際には、

遠目から判断するだけでなく、

近くまでいって、調べる。

(罠が空はじきしていることがあったり、

風などで隠したワイヤーが見えていることも。)

 

などは、

失敗から学んだことです。

 

解体については、

まだ完璧に納得のいく状態では

さばけたことがなく、

もう少し経験が必要です。

 

あ、たぬきはうまくできたのでした。

 

来期は、

罠もたくさん仕掛けて、

集落の獣害が少しでも減るように

取り組んでいこうと思います。

 

しかしながら、

大変な割に、

今の時点では稼ぎにはつながらないのが

厳しいところ。

 

自給自足とはいえ、

お金は必要なので、

毎日の暮らしの中から、

お金を生み出していけるように

していきたい。