自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

いかにして、山間部の農村で生計を立てていくか

田舎に移住して、

悠々自適に暮らしたい。

と思っている人は、

少なからずいると思っています。

 

自給自足しながら、

のんびりと。

 

さて移住して、2年たちました。

 

うちの場合は、

4人目の子が生まれたり、

バタバタの連続ではありますが、

自分なりに動いてみて、

わかったことがあります。

 

それは、

時間に限りがあるということです。

 

僕はそこそこマメに動く人だと

自分なりには思っていますが、

出来ることには限界があります。

 

思いついたことを

手あたり次第、がむしゃらに

思いついたままにやってきた

という感じです。

 

一年目、

コンポストトイレの部屋の

増築DIYから始まって、

薪ストーブの自作改造から、

煙突設置。薪ストーブの上で

日々の調理を実践。

お風呂は薪で沸かす生活。

 

二年目、

薪の調達、廃材による

薪小屋づくり。

薪ストーブの改良、

二重煙突の自作。

そして、わなによる狩猟。

鹿、イノシシの解体、精肉。

 

家の前の畑での、

野菜作りは、ずっと取り組んでいます。

 

今年から

お米作りもスタートします。

 

あれこれと、

自分でやってみて、

ほとんど全て初めてやってみること

ばかりで、失敗の連続でしたが、

最終的にはそれなりに成果はあげることが

できました。

 

初めてやることでも、

書籍などで、

ある適度自分なりに理解できて、

イメージすることが出来れば、

便利な道具も気軽に手に入る時代なのもあって、

やり遂げることは可能だという

自信はつきました。

 

しかーし!

 

自給自足というのは、

日々の暮らしの出費を、

自分の労働力を駆使して、

減らすことには繋がるものの、

直接的な収入は、得られにくいです。

得られないこともないのですが。

 

子どもが4人いて、

妻が会社員として一定の収入を

得ている状況では、

特に問題ないのです。

 

妻が勤めに出ているという条件が

もし崩れたら、そのとき、

じゃあどうなるか。

 

そうなってからでは遅いので、

今から、真剣に。

いかに

この地で、生業をたてていくか、

熟考しています。