自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

大事にしたいこと

 今の世の中、

政治のニュースなんかを見ていると、

不可解なことが多い。

 

 国の将来を左右する政治家が

私利私欲のために動いていては、

国民は困ってしまいます。

 

 お天道様に恥じないような

心を目指して、生きたいものだと思います。

 

 原発のこと。

東日本大震災で、福島の原発が事故を起こして、

7年が経ち、今なお、収束できていないとう事実。

放射性物質の危険性は、もはや火を見るよりも明らか。

 

 それでも、なお、

原発を推進していこうという動きが止まらない。

 

 相反する考え方を持つ人に対して、

理屈で論破することは、可能かもしれない。

 

 でも、それで論破された側は、

気持ち、考え方が変わるのだろうか。

 

 もう少しお互いに歩み寄って、

ここは大事だね、という共通のゴールを

見つけることはできるはずだと思う。

 

 何を大事にしたいのか。

 

 目の前ある、物質的な利益なのか。

 

 将来にわたって長い目で見たときに

どうなのか。

 

 理想を掲げるということが、大切で、

現実的な困難は、本気で向き合って、

取り組み始めれば、必ず乗り越えていける。

 

 僕個人的には

個人が消費している電力量が、

適正なのかどうかが、気になった。

 

 今現在は、6人で暮らしていて、

月に平均2000円以下の電気代だけど、

ろうそくや行灯で明かりを得ているわけでもないし、

冷蔵庫も洗濯機も使っている。

 

 テレビが家にないことと、

あとは無駄遣いをしていないということに

尽きると思う。

 

 食器洗い洗浄機は必要ないし、

湯沸かしポットも必要ない。

この暑さでエアコンの必要性は感じつつも、

今は設置していない。

 

 トイレの便座を常にヒーターで

温める必要もないし、

電子レンジは使う必要がない。

 

 しかし、電動工具は使うし、

たまには電気オーブンだって使う。

電動石臼だって使うこともある。

 

 電気的に制御することで、

驚くほど効率的にできることがたくさんあることも

知っているつもりだ。

 

 でもその一方で、

使えるとしても、むしろ使わない方がいい、

と思っている面もある。

 

 自らの感覚を働かせて、

自らの手や足を動かすこと。

 

 いくら科学が発達していったとしても、

例えば、薪を使う楽しみや、その意味は、

変わることのないものだと思う。

 

 そして、

さらに大切なことは、

人間の内面。

 

 つまり、心の部分。

 

 世の中には、成功した!

有名になった! 売れた! 賞を取った!

などのことが 大事なことだと思われがちだし、

それも一理あるけど、

 

 本当に大切なのは、

その人の心がどうあるかだと思う。

 

 人を思いやる心。

 

 自分自身を、そして周りの人を愛する心。

 

 心が育ち、成熟していくことで、

物質的な豊かさだけでは得ることのできない、

精神的な豊かさを得ることが出来ると思う。

 

 だからといって、

物質的な豊かさが必要ではないわけではない。

 

 経済的にもゆとりがあったほうが、

精神的にも落ち着くだろうし、不安な要素は

少ない方がいいとも思う。

 

 人それぞれ、個性があって、

やはり天性の才覚を持っている人もいる。

 

 一人一人が、自分のもっている力を

発揮できて、その様々な力を一つの

方向へとむけて、進んでいけたら

未来は明るいと思う。

 

 まずは、

僕自身の、理想像がいったい何なのか。

 

 きちんと言葉にして、

表現できるようにしていきたいと思う。

 

 そして、

僕には歌がある。

 

 歌を通してなら

表現できることもあるんだろうなと

今になって思ってきた。

 

 なかなか落ち着いて

文章を書く時間も取れないけど、

少しずつ書き留めておこうと思う。