自給自足、循環型の暮らしを目指す音楽家であり、農夫でもあり猟師でもある小濱達郎のブログ

京都府南丹市八木町にて循環型の暮らしを目指す、農夫であり猟師でもあるシンガーソングライターのブログ

山村暮らしの大変なところ その1

高槻の街中で36年間過ごしました。

京都府南丹市八木町神吉に引っ越して

一年と少し経ちました。

 

山や田畑に囲まれた場所での生活は、

良いなあと思うこともたくさんありますが、

その反面、大変だなぁと思うこともあります。

 

ここでは、その大変なところを書いてみようと思います。

 

といっても、僕が個人的に感じていることなので、

万人に当てはまるわけではないと思いますが。

 

まず、

どこへいくのも、

車での移動になってしまうこと。

 

神吉という集落は、

JRの八木駅から、距離にして

約10キロメートル離れています。

 

子どもたちが通う保育園も、

その駅のほうにあって、

いまは、毎日の送り迎えをするのに、

自家用車が必要です。

(3歳児以上であれば、

通園バスがあります)

 

朝と夕方、それぞれ往復するので、

一日で、合計40キロメートルくらい

走ることにあります。

 

一週間、毎日通うと、

それだけで、40キロ×5日で200キロメートルです。

 

うちの車の燃費は、

1リットルで約10キロメートル。

 

 

ガソリンを入れても、

すぐに減ってしまいます。

もちろん、お金も飛んでいきます。

 

循環型の暮らし、

持続可能な暮らしをしていこうと思っているのに、

貴重な化石燃料をこれだけ消費してしまっている現実。

 

言っていることと、

やっていることが違うじゃないかと

矛盾を感じることはあります。

 

この課題も

いずれは何とかできたらと思っています。

 

乗り越える方法としては、

ガソリンで走る車から、別のエネルギーで

走る車に変えるということが考えられます。

使用済みてんぷら油で走る、

バイオディーゼルカーという車であったり、

自家発電で電気を生み出し、

その電気で走る、電気自動車というのもありかもしれません。

 

いずれは、

そういうことも、

実現出来たらいいなと思います。

 

歩いて行ける範囲に、

小学校や保育園があったらいいのですが、

統廃合の流れには逆らえず、

仕方のないことです。

 

田舎暮らし、大変なところその1としては、

どこへいくのも、車を使わなざるを得ないという

ことでした。

 

ただ、

信号がほとんどなくて、

道も広いし、車も少ないので、

10キロの道でも、約10分でついてしまいます。

信号待ちや渋滞のストレスとは無縁の

快適ドライブです。

 

ふと、これでいいのだろうかと

朝目が覚めて、

うーん。

今日は、何しよっかな。と

思えること。

 

もちろん、

やりたいこと、

やらなければならないこと、

もある。

 

いまは、

家に赤ちゃんがいて、

妻もいるので、

ゆとりのある日常に

なっているのは、

確かなこと。

 

この穏やかな日々を

過ごしながら、

どこかで、

気にかかっていることが

あるようだ。

 

このままで

いいのだろうか、と。

 

お金を稼ぐということを

あまり出来ていないこと。

 

自分の生きていく道は

これだ!ってことが、

強く定まってないような

気がしていること。

 

漠然と世の中のため、

人のために

生きていきたいといっても、

じゃあ、具体的に何をしているのか

ということが、

定まってないと、

不安になるのか。

 

今は目の前のことを

大切にしていくこと。

 

いきていることに

感謝。

収穫出来るとやはり嬉しい

ツルなしの

ロッコインゲンを

植えていたのですが、

収穫を迎えました!

 

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ボウルに山盛りです。

 

人参の間引き菜が、

大きくなってきました。

 

あとは、

レタスも。

 

じゃがいもは、

試し掘りしてみましたが、

まだ早かったかなと

いう感じです。

 

畑仕事は、

時間を忘れて、

没頭してしまうことが

あります。

 

大地に根ざした

暮らしの

嬉しいひと時です。

 

 

 

 

鎌と鍬

先程、草刈り機の

話を書きましたが、

畑の中で、作物の近くの

草を刈る際には、やはり

鎌や鍬を使っています。

 

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道具の力というのは、

すごいです。

 

大工仕事をしていても

感じるけど、

手ではどうにも

ならんのに、

道具を使えば、

うまいことできる。

 

当たり前ですが、

道具には

人類の叡智が宿っていますね。

 

今回の野良仕事が

縁になって、

取っていない梅の木の

梅の実をいただきました。

 

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梅干しにしてみようと

思います。

 

少しずつ、

ご近所さんとも

会話が増えていくことが

嬉しいです。

 

 

 

 

 

雨上がり アマガエル

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なんとかわいい

アマガエル。

 

野良仕事をしているときの

癒しの瞬間です。

 

思わず手を止めて、

そっと手のひらに包み込む。

 

家族の元へ、

見てみてー。と、

近づいていく。

 

この季節、

草の伸びる勢いが

凄まじくて、

普段歩くところの近くは、

こまめに草刈りを

したいところです。

 

草が生えることには、

嫌な感情は全くないんだけど、

草の背が高くなると、

朝露で、ズボンの裾が濡れるし、

ヒルやらが、隠れやすそうだし、

家の近くは、しょっちゅう草刈りです。

 

この辺り、

田舎暮らしならではの、

仕事かなと思います。

 

敷地面積が広い分、

時間もかかります。

 

そこで、

エンジンの草刈り機には、

お世話になっております。

 

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中学生のときの

クラスメイトのすえに

いただいたのです。

 

排気量が、

24ccということで、

ロープを使っての草刈りは、

ちょっとしんどそうだけど、

チップソーでの

草刈りには活躍してくれています。

有難や。

 

この草刈り機での

作業、

慣れてはきたものの、

やはり肩がこるのと、

排気ガスの臭いが辛い。

 

いずれは、

充電式バッテリーの

草刈り機を試して

みたいところです。

 

地震などの災害が

おこると、

電気やガス、水などの

インフラが滞ってしまうこともあり、

生活がストップしてしまうわけです。

 

草刈り機などの、

エンジンの機械には、

ガソリンが必要不可欠で、

これもまた、災害時に、

手に入るかどうかは

わからない。

 

チェーンソーなんかも、

ガソリンで動かしているわけですが、

ノコギリを手で動かして

木を切ることと、

その作業効率で比較すると、

その数十倍の効果があると

思われます。

 

薪での暮らしには

欠かせることのできない

道具の一つです。

 

田舎暮らしでは、

欠かせることのできない、

自動車もしかり。

 

ガソリン、石油が

なくなってしまったら、

もしくは、価格が高騰したら、

大変なことになります。

 

基本的には、

手作業が好きだし、

まずは、人力で

挑戦してみていますが、

その苦労を味わってきたからこそ、

機械のパワーの凄さも

わかります。

 

機械を

動かしてくれている、

貴重な貴重な化石燃料

喰らい尽くして

しまわないように

したいと思っています。

 

また、

化石燃料だけでなく、

電気というエネルギーを

活用することで、

同じくらいの

効果は得られると思うので、

いずれは、

自分とこで、

ある程度発電するような

システムを導入したいところです。

 

電気というエネルギーを、

環境への負荷をなるべく減らしつつ、

上手に使っていきたい。

 

田舎暮らしに、

動力の機械は

もはや欠かせないものに

なっていると

感じます。

 

 

 

 

 

 

 

南丹市のケーブルテレビにてライブ映像が配信されています。

期間限定だと思うのですが、

 

南丹市のケーブルにて

先日、陰凉寺にて行われた

コンサートの様子が放映されています。

 

うちには、

テレビというものがないので、

見ることができないのです。

 

思っていたら、

 

インターネットで見ることができました。

 

ライブ映像の配信&録画“LIVERECBOX”

 

6月16日~22日 の

時間は14時28分くらいから 約30分間 です。

 

いきなり、

僕が間違えているところから

スタートするので、びっくりかも

しれません(笑)

 

 

 

 

芽が出てきました。

ご近所さんから、

こんにゃく芋の種芋を

分けていただいたので、

畑に植えました。

 

五月頭くらいに植えて、

どゆどん芽が出てきました。

 

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こんにゃく芋は、

こんにゃくとして、

食べられるように育つまで

三年くらいかかるそうです。

 

秋に掘り上げて、

冬に傷ませてしまわないように、

工夫したいと思います。

 

そして、また来年に、

植えたいと思います。

 

先は長いですー。